OT (作業療法)でのワーク作品 その3

2014年01月04日

昨年末の12/26の記事に書いていたように、OTのワークでは色々な物を作りました。
それらを、順次UPしていきます。

今回は、結構力を入れて作った「お手玉」です。
お手玉3種(ゴム付き、ゴム無、鈴入り)
上の2個がゴム付きの「ヨーヨーお手玉」、中の3個が普通のお手玉、下の2個が投げた時音が出るように「鈴入りお手玉」です。

これらは、「呼吸を整え、身体を整え、脳を整える」というヘルスアートの治療法を推進される先生のご指導の下、OTでもレクチャーを受けたので作ったものでした。

このお手玉は、「身体を整え」の部分で、「膝上げ」と共に教えて頂きました。
普通のお手玉では、まだ「2個ゆり」という手技しかできませんが、右から左にしか投げられなかったのが、練習して、ようやく左から右に投げられるようになった時は嬉しかったです。
レクチャーをして下さった先生曰く、左右同じように動作できる事で脳を整えられるのだとか。
お手玉をしている間は、何も考えず「無」でいられます。
というか、振り返ってみれば、何も考えていなかったのですが。
気分障害の場合、つい色々と悩み考え込んでしまいがちなので、この「何も考えない」でいられる時間が大切なのだそうです。
また、手技についても、今できる事から少しだけ難しい事を目標に定めて練習する事が大事だと言われました。
到達可能な時点を目標に定めることで、意欲を引き出し、目標を達成できると、また次の目標を定めるという事を持続させることができるから。
ヨーヨーお手玉も、『もしもし かめよ』の歌に合わせて行う手技を教えて頂きましたが、ゴム付きヨーヨーを投げて、手元にバシッと収まるのが快感で、練習するのが楽しいです。

また、出来上がったお手玉で練習することも意義あることですが、自分で布を選ぶところから、中身のペレット(小さな粒状プラスチック)を入れて綴じるまで、針に糸を通して製作していく過程で、同じようにお手玉を作った方々とお話しながら作ったのも有意義なことでした。
同じ目的に向かって何かをする楽しさも思い出させて頂けて、楽しい時間を過ごせました。


ヘルスアートについて興味を持たれた方は、次の本をご参照下さい。

『「お手玉をする」と うつ、パニック障害が治る』(ビタミン文庫)[単行本(ソフトカバー)]
   中原和彦 著 ヘルスアートクリニックくまもと院長


また、地元紙に、次のような記事が載っていたようです。

うつ病治療に「お手玉」 脳のバランス整える
http://qq.kumanichi.com/medical/2009/03/post-64.php






Posted by Alice at 07:20
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